女子W杯招致、31年は米国が唯一立候補 35年は英国開催へ
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【4月4日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は3日、女子W杯について、2031年大会は米国が唯一の立候補国であり、2035年大会は英国で開催される見通しだと明らかにした。
インファンティーノ会長は、セルビア・ベオグラードで開かれた欧州サッカー連盟(UEFA)の総会で、「2031年の入札が1件、2035年の有効な入札が1件あった」と述べ、「2031年のは米国からで、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)の加盟国との共催になる可能性がある。35年は欧州、ホームネーションズ(英国を構成するイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)からだ」と明かした。
インファンティーノ会長はまた、女子W杯の参加チームについて、31年大会に向けて32チームから48チームに増やす計画を発表した。
FIFAは先月、35年大会については欧州またはアフリカからの入札に限定するとし、今年の第1四半期に立候補を募ると発表していた。正式な開催国は、2026年第2四半期の総会で決定するとしている。
35年大会については、南アフリカとモロッコも開催に名乗りを挙げていたが、インファンティーノ会長の今回の発言によって、現在は招致争いから脱落しているとみられる。
次回の2027年大会はブラジルで開催される。(c)AFP