【3月19日 東方新報】中国商務部の公式サイトが14日に発表したところによると、2025年1〜2月、中国全国で新たに設立された外資系企業は7574社で、前年同期比5.8%増となった。一方、実際に使用された外資額は1712.1億元(約3兆5206億円)で、前年同期比20.4%減少した。

 業種別に見ると、製造業における実際の外資導入額は478.2億元(約2兆4776億円)、サービス業では1204.9億元(約9833億2266万円)だった。中でもハイテク産業への実際の外資導入額は524.9億元(約1兆794億円)に達し、その内訳としては、電子商取引サービス業が33.5%増、バイオ医薬品製造業が22.9%増、スマート消費機器製造業は40.7%の大幅な増加となった。

 投資元の国・地域別では、イギリス、ドイツ、韓国からの対中投資がそれぞれ87.9%、54.7%、45.2%増加した(自由貿易港経由の投資データを含む)。(c)東方新報/AFPBB News