【3月14日 AFP】世界各地で14日早朝、月面が赤く染まる皆既月食「ブラッドムーン」が観測された。赤い月に天文愛好家らは魅了された。

同日の月食は、ブラッドムーンは、南北アメリカ大陸、太平洋、大西洋、欧州、アフリカ最西端で観測された。

皆既月食は2022年以来となるが、今年は9月にももう一度起きる。

天文サイトEarthSkyによると、2022年の皆既月食は地球に接近して大きく見える「スーパームーン」だったが、今回の皆既月食は正反対の現象で、月が地球から最も遠くにあるため、通常より約7%小さく見える「マイクロムーン」だった。

また今月29日にはもう一つ、天文愛好家が楽しみにする部分日食が発生する。日食はカナダ東部、欧州の一部、ロシア北部、アフリカ北西部で観察できる。(c)AFP