PSGがリバプールとのPK制し8強、バイエルンやバルサも突破 欧州CL
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【3月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグは11日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)はリバプール(イングランド)と2戦合計1-1の同点で迎えたPK戦を4-1で制し、準々決勝に進出した。他にはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)とFCバルセロナ(スペイン)、インテル(イタリア)が8強入りを果たした。
前週の第1戦を終了間際の失点で落としたPSGは、ウスマン・デンベレが12分にゴールを決めて立ち直り、2戦合計スコアで追いついたが、その後は延長戦を含めて両チーム共に得点を決められず、勝負はPK戦に持ち込まれた。
迎えたPK戦では、第1戦の決勝点の場面で批判を浴びた守護神ジャンルイジ・ドンナルンマが素晴らしいセーブでダルウィン・ヌニェスとカーティス・ジョーンズのキックを阻止。チームメートは4人全員が成功し、PSGがベスト8に勝ち上がった。
準々決勝ではアストン・ビラ(イングランド)かクラブ・ブルージュ(ベルギー)と対戦する。
バイエルンはバイヤー・レバークーゼンとのドイツ勢対決に2-0で勝利し、合計5-0で勝ち上がった。
ホームで3-0で先勝していた中、ハリー・ケインが1ゴール1アシストの活躍を見せた。スコアレスで前半を折り返すと、52分にヨシュア・キミッヒの浮き球のFKを押し込んで突破を決定づける先制点。71分にはケインのパスからアルフォンソ・デービスが追加点を決めた。
バルセロナはラフィーニャの2得点とラミネ・ヤマルの見事なゴールでベンフィカを3-1で下し、2戦合計4-1の勝利を収めた。
第1戦に1-0で先勝していたバルセロナは、11分にヤマルの巧みなドリブルからラフィーニャがファーサイドへの先制点を決めた。
直後にニコラス・オタメンディに同点ゴールを許したが、27分にヤマルがカットインからファーサイドのGKの届かない場所へシュートを決めて勝ち越すと、ラフィーニャが前半終了間際に強烈なシュートで決定的な3点目を挙げた。
バルセロナは2014-15シーズン以来の大会制覇を目指し、準々決勝でボルシア・ドルトムント(ドイツ)かリール(フランス)と対戦する。
セリエA王者のインテルもフェイエノールト(オランダ)を2-1で破り、合計スコア4-1で準々決勝に進出した。
マルクス・テュラムの開始8分のゴールで先制すると、前半終了間際にPKで同点に追いつかれたが、後半開始直後にこちらもPKからハカン・チャルハノールが勝ち越し点を決めた。準々決勝では、バイエルンとの対戦が決まっている。(c)AFP/Neil FULTON