サポーターの「差別的行為」でレアルに罰金 UEFA
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【3月1日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は28日、レアル・マドリード(スペイン)のサポーターが「差別的行動」を取ったと認定し、クラブに罰金処分を科した。
UEFAの声明によると、2月19日に行われた欧州チャンピオンズリーグ・ノックアウトフェーズプレーオフ第2戦のマンチェスター・シティ(イングランド)戦で、レアルのサポーターは「人種差別、その他の差別的行為、プロパガンダ」を罰する、UEFA懲戒規則第14条に違反したという。
罰金額は3万ユーロ(約470万円)で、今後2年間で同様の事件が発生した場合には、レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウの「少なくとも500席」が閉鎖されることになる。同スタジアムの収容人数は、7万8000人超となっている。
現在、同様の執行猶予処分を受けている代表チームやクラブは数十あり、スペイン国内ではレアルのライバルであるFCバルセロナやアトレティコ・マドリードも含まれている。(c)AFP