小児性愛者の元外科医に「人生を破壊された」 被害者が証言
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■「誰も聞いてくれなかった」
退院して帰宅すると、両親に自身が受けたことについて話そうとしたが「誰も信じてくれなかった。誰も理解してくれなかった」という。
うつ病になったオリアンヌさんは、13歳の時に婦人科医の診察を受けた。その医師は膣(ちつ)の組織に裂傷があることに気付き、「スポーツをたくさんやっているのか」と尋ねてきたという。
「性的虐待を受けたのかとは誰も聞いてくれなかった。私はそのことについて話せるようになるのを待っていただけなのに」
オリアンヌさんの証言中、被告は感情を表に出さず、じっとスクリーンを見つめていた。
被告は答弁で「私は彼女が描写した通りの人間だ。何度も自分の欲望を満たそうと彼女の部屋に入るために、あらゆる手段を講じた卑劣漢だ」と述べ、オリアンヌさんに「許し」を乞うた。
犯行については「全く覚えていない」と述べたが、「彼女の発言を疑う理由はない」とも付け加えた。
被告は2020年、めい2人を含む子ども4人を性的虐待した罪で有罪となり、既に服役している。
あと4か月続く今回の裁判で有罪となれば、さらに禁錮20年を言い渡される可能性がある。(c)AFP