【3月4日 AFP】ポーランドの民主化の象徴とされるレフ・ワレサ元大統領は3日、ドナルド・トランプ米大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会談が物別れに終わったことについて、トランプ氏は「共産主義の法廷」のような振る舞いをしたと非難する書簡を同氏に送ったことを明らかにした。

米ホワイトハウスで先月28日に行われたトランプ、ゼレンスキー両氏の会談は激しい口論にエスカレート。トランプ氏は、ロシアによるウクライナ侵攻開始以来3年にわたる米国の支援にもっと「感謝」するよう求め、米国の支援がなければウクライナは征服されていただろうと言い放った。

これを受け、ワレサ氏のほか、共産主義時代のポーランドの元反体制派メンバー約40人はこの日、トランプ氏宛ての書簡を公開。

両者の会談を「恐怖と嫌悪感をもって」見ていたとし、「対談中の米大統領執務室の雰囲気は、かつての(ポーランドの)保安局の尋問や、共産主義政権下の法廷をほうふつとさせるものだった」と指摘。「ロシアと戦うウクライナに、提供した物質的支援に対する敬意や感謝を求めるという貴殿の姿勢は侮辱的だ」と批判した。

ポーランドは隣国ウクライナの強力な支援国で、同国への軍事支援強化を主唱している。(c)AFP