豪サッカー女子代表への「受け入れがたい」発言 ラジオ司会者が降板
このニュースをシェア
【2月27日 AFP】オーストラリアのラジオ局の司会者が、同国サッカー女子代表について、受け入れがたく、不快なコメントをしたため番組を降板した。
豪ラジオ局トリプルMの司会者マーティ・シアゴールド氏は24日の放送で、「来年のアジアカップでマチルダス(サッカー女子豪代表の愛称)を見るくらいなら、自分のペニスにくぎを打ち込む方がましだ」と発言し、広く批判を浴びた。
「男のスポーツはないのか?」と共演者の笑いを誘いながら付け加えたシアゴールド氏は、他にも「10年生(日本の高校1年生)の女子みたいだ」とチームをやゆした。コメディアンのシアゴールド氏はその後、謝罪。「自分のコメントの重大さを十分に理解している」「マチルダスと広域組織に心から謝罪したい」と述べた。
豪ABCニュースによると、26日に予定されていた番組は放送されず、シアゴールド氏はトリプルMと「双方合意の上でたもとを分かつことになった」という。
豪サッカー連盟は、シアゴールド氏とラジオ局の謝罪を受け入れた上で、「マーティ・シアゴールドがマチルダスについて発言した、受け入れがたいコメントに深く失望している。そのような発言は、女子サッカー代表チームの並外れた功績と貢献をおとしめるだけでなく、選手たちがオーストラリアのスポーツと社会に与えた大きな影響を認識できていない」との声明を発表。「女性スポーツとその参加者についての尊重、および建設的な議論」を促した。
マチルダスは定期的にチケット完売のスタジアムで試合を行っており、男子同国代表よりも多くの観客をひきつけて、全般的により多くの成功を収めている。ニュージーランドと共催した2023年のW杯では4強入りし、準決勝のイングランド戦では7万6000人の観客の前でプレーした。(c)AFP