なでしこが米国撃破! シービリーブス杯制す
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【2月27日 AFP】サッカー女子の国際親善大会、シービリーブス・カップは26日、米カリフォルニア州サンディエゴで行われ、日本は2-1で米国を下して優勝を果たした。
4か国総当たりの今大会を制するために米国は白星が必要となっていたが、得失点差により引き分けでもタイトル獲得となる日本は、最高の滑り出しを見せた。
開始2分、長谷川唯のパスを椛木結花がゴールエリアの隅で受けると、相手DFとGKが交錯。ここでフリーになった椛木が、自ら無人のゴールにシュートを蹴り込み先制した。
しかし、米国は14分、先日のコロンビア戦で代表初ゴールを決めていたアリー・セントナーが山下杏也加を破るシュートを蹴り込み、同点に追いついた。
それでも、日本は49分、19歳古賀塔子のゴールで再び勝ち越しに成功。藤野あおばが倒されて得たFKで長谷川のシュートがGKのセーブを強いると、そのこぼれ球を後半開始から出場していた古賀が押し込んだ。
米国はその後、日本の組織的な守備に阻まれる中で必死に攻め立てたが、終盤にティアナ・デビッドソンのシュートもGK山下に防がれた。
日本は昨年のパリ五輪準々決勝で、最終的に金メダルを獲得した米国に敗れていたが、今回その雪辱を果たした。
一方で大会6連覇を逃した米国は、昨年5月に就任したエマ・ヘイズ監督政権下で初黒星を喫した。(c)AFP