【2月26日 AFP】国連中東和平プロセス特別調整官のシグリット・カーフ氏は24日、中東ではさまざまな変化が起きており、イスラエルとパレスチナの領土紛争終結に向けた「2国家解決」という長年の目標にとって今が最後のチャンスになるかもしれないと警鐘を鳴らした。

カーフ氏は国連安全保障理事会で「今日の中東は急速な変化を遂げている。その範囲と影響は不確かだが、歴史的な好機でもある」と強調。

「中東の人々は、この時期を平和的かつ安全に、尊厳を持って切り抜けられるだろう。だが、今は2国家解決を実現する最後のチャンスかもしれない」と述べた。

カーフ氏はまた、ヨルダン川西岸でのイスラエルの入植地建設や軍事作戦のみならず、「イスラエルによる併合を求める動きが、独立したパレスチナ国家樹立の見通しや、2国家解決そのものに脅威をもたらしている」と指摘。

イスラム組織ハマスとイスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦の第2段階について合意し、戦闘再開を回避するよう呼び掛け「パレスチナ市民がガザ地区で生活を再開・再建し、自分たちの未来を築けるようにしなければならない」と訴えた。(c)AFP