【2月24日 CGTN Japanese】中国のアニメ映画「ナタ2(哪吒之魔童閙海)」は先ごろから海外でも続々と上映され、映画関係者の間で好評を得ています。中国の勇敢な少女を題材に制作されたディズニーのアニメ映画「ムーラン」の監督を務めたトニー・バンクロフト氏は現地時間18日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)記者のインタビューに応じた際、「ナタ2」を高く評価するとともに、続編も期待していると述べました。

 トニー・バンクロフト監督は、「先週末、『ナタ2』を見に行って、大きな衝撃を受けた。こうした作品をこれまで見たことがない。CG動画の品質や制作の規模から言えば、米国にはこのような作品がなかった。この映画における中国のパフォーマンスに感銘を受けた」と語りました。

 監督はまた、「ナタ2」は制作の面で優れているだけでなく、そのストーリーの展開や家族理念の表現が多くの人々の共感を引き起こしたとの見方を示し、中国映画、特にアニメ映画を楽観しています。

 監督は、「世界の映画市場、特にアニメ市場という広い空間で中国は大きく成長し、主要なプレーヤーになる可能性が大きい。私たちはこれを楽しみにしており、観客も同じだ。観客はもっと多くの中国映画を見たいと思っている。『ナタ』シリーズはまさにこれを証明した」と語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News