【1月20日 AFP】男子テニス、四大大会(グランドスラム)通算4勝のカルロス・アルカラス(スペイン)は19日、13歳の弟がフランスの権威ある大会で潜在能力を示したことを喜び、弟にかかるプレッシャーを取り除く助けがしたいと話した。

アルカラスの弟のハイメは18日に「レ・プティザス」の予選1戦目に勝利し、本戦出場まであと1勝となった。

この大会の過去の優勝者の中には、ラファエル・ナダルらグランドスラム王者になった選手も多い。

自身もまだ21歳のアルカラスは全豪オープンの準々決勝に進出した後、弟の試合の「結果を見た」と話し、「あの大会や、あの頃のことは覚えている。ジュニアサーキットではたくさん友だちをつくった」と振り返った。

さらに「弟が僕と同じ年齢で、同じ大会に出ているのを見られてうれしい」と続け、「この調子でいってほしい」とエールを送った。

「いつも応援している。世界の反対側にいても関係ない。応援することで、周囲からの重圧を取り除いてあげたい」

「弟が成長し、大人になっていくのを見るのがただうれしいんだ」(c)AFP