【12月15日 CGTN Japanese】中国航空工業集団(AVIC)によると、中国が独自に開発した大型水陸両用航空機「AG600」がこのほど、中国南部の海南省三亜市の鳳凰国際空港で換気冷却および過熱温度検知の試験飛行を順調に終えました。

 AG600は中国が独自に開発した大型水陸両用航空機で、森林火災の消火や水難救助の緊急の必要に対応するために、初めて開発された大型特殊用途航空機です。

 換気冷却および過熱温度検出試験は、高温およびエンジンが最大出力中という条件の下で、機内の各設備の動作温度が設備の動作許容温度範囲の要件を満たしているかどうかを検証するためです。AG600は消火機能を備えているため、火災現場での救助活動時には高温環境に直面することになります。今回の試験ミッションの成功は、AG600の耐空証明取得という目標達成に向けた確かな土台となります。

 AG600が森林火災の消火活動を行う際には、20秒間で12トンの水を汲み上げ、水源地と火災現場を何度も往復して、消火のために水を投下することができます。水難救助活動を行う際には、機体の最低安定飛行高度は50メートルで、水上に停泊して救助活動を実施することができ、一度に最大50人の遭難者を救護することができるとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News