【12月10日 AFP】台湾国防部は10日、台湾本島周辺で過去24時間に中国軍用機47機を確認したと発表した。中国軍が2か月前に大規模な演習を開始して以来、1日で確認された数としては最多となる。

国防部は、同日午前6時までの24時間で、中国軍機47機と艦船12隻のほか、中国海警局の船舶が台湾本島付近で目撃されたと報告した。また、中国軍が東部沿岸空域に飛行制限エリアを設けたことから、台湾軍は高度警戒態勢にあるとしている。

頼清徳総統が先週、訪米したことに中国は強く反発しており、新たな軍事演習を実施する可能性について臆測が飛び交っている。(c)AFP