【12月9日 AFP】サッカーJリーグ1部(J1)の横浜F・マリノスの新監督に元イングランド代表アシスタントコーチのスティーブ・ホーランド氏(54)が就任する見込みだと、地元メディアが9日に伝えた。

ホーランド氏はギャレス・サウスゲイト前監督の右腕としてイングランド代表のコーチを8年間務め、2大会連続の欧州選手権決勝進出や2018年W杯ロシア大会の4強入りに貢献した。

決勝でスペインに敗れた7月の欧州選手権後にサウスゲイト氏と共に退任し、その後は無所属だった。横浜が0-2で名古屋グランパスに敗れた8日の今季最終戦も訪れ、スタンドから観戦していた。

指導者としてはイングランド・プレミアリーグのチェルシーでも8年間コーチを務めたが、監督経験は07〜08年のクルー・アレクサンドラFC(当時イングランド3部)のみとなっている。

今季の横浜は現役時代にリバプールやリーズ・ユナイテッドでプレーしたハリー・キューウェル監督のもとでスタートを切ったが、キューウェル氏はシーズン途中に解任され、その後はアシスタントのジョン・ハッチンソン氏が暫定的に指揮を執った。

キューウェル氏の在任中にはAFCチャンピオンズリーグで決勝に進んだが、リーグ戦は9位で終えた。(c)AFP