【12月7日 AFP】24-25フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルは6日、フランス・グルノーブルでペア・フリースケーティング(FS)が行われ、元世界王者の三浦璃来/木原龍一組は合計206.71点で銀メダルを獲得した。ドイツのミネルバファビエンヌ・ハーゼ/ニキータ・ボロディン組が合計218.10点で金メダル、ジョージアのアナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラバ組が205.78点で銅メダルに輝いた。

三浦/木原組は、スロージャンプの3回転ループで三浦が転倒するなどミスが続き、演技後には2人とも落胆した表情を見せた。一方、ハーゼ/ボロディン組は、アントニオ・ビバルディ作曲の「四季」に乗せた演技でほぼ完璧なパフォーマンスを披露。ショートプログラム(SP)に続いてFSでもトップの141.38点をたたき出し、逃げ切りで優勝を果たした。

アイスダンス・リズムダンス(RD)では、世界選手権2連覇中のマディソン・チョーク/エヴァン・ベイツ組(米国)が観客を魅了する演技で87.73点を記録して首位発進した。イタリアのシャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリ組が83.12点で2位、今季のGPシリーズで唯一2勝を記録している英国のライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組が82.31点で3位につけた。(c)AFP