【12月1日 AFP】24-25イングランド・プレミアリーグは30日、第13節の試合が行われ、アーセナルはウェストハムを5-2で圧倒し、暫定2位に浮上した。

アーセナルはこの1週間で13得点を記録して調子を取り戻し、12月1日に行われる注目の一戦で、不振の王者マンチェスター・シティと対戦する首位リバプールとの勝ち点差を現時点で6に縮めた。

アーセナルは昨季、敵地ロンドン・スタジアムでウェストハム相手に前半だけで4点を奪って6-0の勝利を飾っていたが、この日はそれを上回ってすべてのゴールが前半に記録された。

10分にブカヨ・サカのCKにガブリエウが頭で合わせて先制すると、27分にはサカのお膳立てからレアンドロ・トロサールが追加点。さらに34分にはマルティン・ウーデゴールのPK、その2分後にはトロサールのアシストからカイ・ハヴァーツが4点目を挙げた。

またしてもホームで失点を重ねてフレン・ロペテギ監督へのプレッシャーが強まったウェストハムだったが、38分にアーロン・ワン・ビサカのゴール、40分にはエメルソン・パルミエリのFKが決まり息を吹き返した。

それでもアーセナルは、ガブリエウがファウルを受けて得たPKをサカが蹴り込み、点差を再び3に戻した。

一方で、ユスティン・クライフェルトがプレミア史上初となるPKのみでのハットトリックを達成したボーンマスは、4-2でウォルバーハンプトン・ワンダラーズに勝利した。

点の奪い合いの中、エバニウソンがこちらも新記録となる3本のPK獲得すると、クライフェルトはそのすべてを蹴り込んだ。

ボーンマスのアンドニ・イラオラ監督は「3本目を彼に蹴らせるべきかどうか、完全に確信が持てなかった」「難しいものだ。1本目を蹴るとキーパーに情報を与えてしまうから」と振り返った。

ルート・ファン・ニステルローイ氏の監督就任が決まったレスター・シティは、敵地でブレントフォードに1-4で完敗を喫した。(c)AFP