【11月19日 Xinhua News】中国四川省成都市で11日、「四川省・広島県友好提携40周年記念大会」が開催された。広島県から駆けつけた湯崎英彦知事は「双方の深い友情が50年や100年にとどまらず、千年続くことを願っている」と述べた。

 広島県は四川省にとってアジア初の国際友好都市であり、今年は友好提携締結40周年に当たる。大会には四川省と広島県の政府部門の責任者や企業の代表者など150人余りが集まり、40年にわたる深い友情を振り返った。

 双方は1984年の友好提携から、文化・教育、医療・衛生、貿易・投資、環境保護、観光など多くの分野で友好交流と相互協力を行ってきた。大まかな統計によると、相互の訪問団の参加者数は延べ7600人を超える。

 同大会は「2024四川国際友好都市協力発展大会」に合わせて開かれたイベントの一つ。この大会には広島県や山梨県を含む世界30カ国の友好都市43都市から代表団が参加し、国内外の来賓300人余りが出席、友好を深め、新たな協力チャンスの拡大を図った。12日に開かれた円卓会議では湯崎知事が「この40年で双方が築いた信頼関係はかけがえのない財産だ」と述べた。

 広島県は12日午後に酒類の商談会を開催。中国の酒類卸業者やレストラン、小売店に同県の酒蔵と直接商談できる場を提供した。(c)Xinhua News/AFPBB News