誤診で女性33人の子宮摘出 スウェーデンの病院
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【10月23日 AFP】スウェーデンのウプサラ大学病院(Uppsala University Hospital)は22日、2023~24年に子宮がんのおそれがあると誤診し、不必要な子宮摘出手術を女性33人に実施したことを認めた。
対象の女性は38~85歳。症例数の異常な増加に同院が気付き、調査が行われた。
同院によれば、33人は子宮体がん(子宮内膜がん)の前駆病変である類内膜上皮内腫瘍(EIN)と診断された。だが調査の結果「誤診」と判明し、「手術は必要なかった」とされた。
同院の医長は声明で「子宮摘出は取り返しのつかない結果を伴う大手術だ。起きてはならないことが起きてしまった」と、深い遺憾の意を表明した。
現地メディアによれば、医長は記者会見で、子宮を摘出された女性の大半は50~60代だったと説明した。
同院は、被害を受けた女性たちに補償を申請する機会を設けるとしている。(c)AFP