モルドバのEU加盟国民投票、僅差で賛成 大統領が勝利宣言
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【10月22日 AFP】モルドバで20日に行われた欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票の開票結果が21日発表され、賛成票が50.46%と、反対票をわずかに上回った。親欧州派のマイア・サンドゥ(Maia Sandu)大統領はこれを受け、「不正がなされた闘いをわれわれは正当なやり方で制した」と勝利宣言した。同時に行われた大統領選の1回目投票では、サンドゥ氏が首位を死守した。
大統領選では、サンドゥ氏が42%を超える得票率で首位となった。親ロシア派の社会党の支援を受けている元検事総長のアレクサンドル・ストイアノグロ(Alexandr Stoianoglo)氏は、予想を上回る26%近い票を集めた。
サンドゥ氏は記者会見で、「われわれはこの国の将来を決定する困難な闘いの初戦に勝利した」「皆さんの声は届いている。汚職と闘うためにさらに努力しなければならない」などと語り、有権者に決選投票への参加を呼び掛けた。
サンドゥ氏は、「犯罪集団がわが国の国益に敵対する外国勢力と共謀」し、モルドバの民主主義に対する「前例のない攻撃」が行われていると非難。「卑劣な干渉」によって自身の陣営への票が奪われていると批判を強めていた。
一方、ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)はサンドゥ氏に対し、ロシアがモルドバの選挙に干渉したことを「証明」するよう求めた。また、EU加盟への賛成票とサンドゥ氏が獲得した票数に「異常」があると主張している。(c)AFP