ハリス氏、トランプ氏を僅差でリード 最新世論調査
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【10月9日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズとシエナ大学研究所(Siena College Research Institute)が8日に公表した世論調査結果によると、大統領選の民主党候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領の全米支持率は49%と、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の46%を僅差で上回った。
ニューヨーク・タイムズとシエナ大の調査によれば、ハリス氏支持は共和党内にも浸透しつつあり、同党党員で同氏に投票するとの回答は今回は9%と、先月の5%から増加した。
ハリス氏は8日、ABCテレビの人気番組「ザ・ビュー」に出演し、選挙戦で最近、共和党のリズ・チェイニー(Liz Cheney)前下院議員と行動を共にしたと話した。また、ブッシュ父子両政権の当局者200人超のほか、共和党重鎮の故ジョン・マケイン(John McCain)上院議員やミット・ロムニー(Mitt Romney)上院議員に近い関係者らの支持を得ていると述べた。
一方のトランプ氏は保守派インフルエンサーのポッドキャストに登場し、ハリス氏について「知性がとても低い人物だ」と語るなど攻撃的な姿勢を維持。先にハリケーン「ヘリーン(Helene)」が襲来した際には「無策」だったと政府の対応を非難した。実際には、ハリス氏は先週、被災地を視察している。(c)AFP