【9月30日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)は30日、レバノン南部への空爆により、同国におけるハマスの指導者が死亡したと発表した。

 ハマスは声明で「レバノンにおける指導者であり、また国外指導部のメンバーであるファタハ・シャリフ・アブ・アミン(Fatah Sharif Abu al-Amine)が、レバノン南部バス(Al-Bass)キャンプにある自宅への爆撃で殺害された」と述べた。

 声明は、アミン氏が妻と2人の子どもと共に「テロリストによる犯罪的な暗殺」によって殺害されたとしている。

 レバノン国営通信社NNAは、南部の沿岸都市ティール(Tyre)付近にあるパレスチナ難民キャンプが攻撃されたと報じた。

 同日早朝には、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)はメンバー3人の殺害について明らかにした。ベイルート・コラ(Kola)地区への爆撃で殺害されたとしている。(c)AFP