元レアルDFバランが引退表明、仏代表で18年W杯制覇
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【9月26日 AFP】サッカーフランス代表としてW杯(World Cup)を制覇したDFラファエル・バラン(Raphael Varane、31)が25日、現役引退を表明した。
スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)やイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)などでプレーしたセンターバックのバランは、今季に向けてイタリア・セリエAのコモ(Como 1907)に加入していたが、8月に膝を負傷してメンバーから外れていた。引退表明に際し、今後は選手としてではなくコモに残ることも明かしている。
バランはソーシャルメディアで、「ピッチ外での新たな人生が始まる。コモに残るつもりだ。ただし、スパイクやすね当ては使わずに。近いうちに詳細を共有できるのを楽しみにしている」とつづった
バランはフランス・リーグ1のランス(RC Lens)のアカデミー出身で、2011年に18歳でレアルに加入。デビューシーズンでの優勝を含む3度のリーグ制覇を経験した。またレアルでは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を4度制覇している。
2021年にはユナイテッドに加入してカップ戦で優勝を果たしたが、けがにより出場時間は限られたものだった。
昨季限りでユナイテッドを離れると、今季からセリエAに昇格したコモに加入したが、カップ戦で膝を負傷して出場は1試合にとどまった。
仏代表デビューは2013年で、優勝を飾った2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)がそのキャリアの頂点となった。2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)決勝で敗れたアルゼンチン戦が代表最後の一戦で、通算キャップ数は93となっている。(c)AFP