ラグビー仏代表からレイプ被害の女性、自殺未遂で裁判欠席へ 弁護人
発信地:メンドサ/アルゼンチン
このニュースをシェア
【8月27日 AFP】南米遠征中のラグビーフランス代表選手2人から先月レイプされたと告発していたアルゼンチン人女性(39)が、自殺未遂を起こして今月28日に予定されている裁判を欠席すると、女性の弁護人が26日にAFPの取材で明らかにした。
弁護人によると、フランス代表のウーゴ・オラドゥ(Hugo Auradou)、オスカル・ジェグ(Oscar Jegou)両容疑者(ともに21)からの被害を訴えていた女性は、23日に命を絶とうとしたとされている。容体は快方に向かっているものの、両容疑者が訴訟の取り下げを求める予定の裁判には出られない見通しとなった。
オラドゥ容疑者とジェグ容疑者は、ともに代表デビューでフランスの勝利に貢献した7月6日のアルゼンチン戦の後、同国中部メンドサ(Mendoza)で犯行に及んだとされ、その2日後に逮捕されて女性への加重レイプの罪で訴追された。
女性が2人から複数回にわたるレイプを受けたと訴えている一方で、両容疑者は同意の上での性的関係だったと主張している。(c)AFP