【8月23日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2024)は22日、第6ステージ(カルフールヘレスデラフロンテーラからユンケラ、185.5キロ)が行われ、デカトロン・アージェードゥーゼル・ラモンディアル(Decathlon-AG2R La Mondiale)のベン・オコナー(Ben O'Connor、オーストラリア)が独走で区間優勝を果たし、総合首位のマイヨ・ロホ(レッドジャージー)も奪取した。

 オコナーはチームDSM・フィルメニッヒ・ポストNL(Team DSM Firmenich PostNL)のヘイス・リームレイズ(Gijs Leemreize、オランダ)とともに逃げ集団から抜け出した後、残り27キロメートル付近でスパートし、そのままトップでゴールした。

 オコナーは2020年のジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia 2020)と2021年のツール・ド・フランス(2021 Tour de France)でも区間優勝を果たしており、三大ツール(グランツール)の全てでステージ優勝を果たした史上5人目のオーストラリア勢となった。

 メイン集団が6分遅れでフィニッシュする中、オコナーは総合争いでレッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(Redbull Bora Hansgrohe)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)と4分51秒差のトップに浮上。UTE(UAE TEAM EMIRATES)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)が総合2位ログリッチと8秒差の同3位につけている(c)AFP