【8月20日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2024)は19日、第3ステージ(ロウザンからカステロブランコ、191.2キロ)が行われ、総合首位に立つチーム・ビスマ・リースアバイク(Team Visma | Lease a Bike)のワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)がステージ制覇を果たした。

 ゴール前の集団スプリントで、第2ステージを制したアルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin–Deceuninck)のカーデン・グローブス(Kaden Groves、オーストラリア)を抑え、優勝した。

 ファン・アールトは、これがグランツール(三大ツール)で通算10度目の区間優勝。総合優勝を争う選手たちに今大会初めてチャンスが回ってくる第4ステージでは、チームメートで前回王者のセップ・クス(Sepp Kuss、米国)のサポート役に回る。クスは現在総合争いでファン・アールトから1分6秒差の位置につけている。(c)AFP