馬龍が中国歴代最多6個目の金 卓球男子団体で優勝 パリ五輪
発信地:パリ/フランス
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【8月10日 AFP】パリ五輪は9日、卓球男子団体決勝が行われ、中国が3-0でスウェーデンを下し、優勝した。35歳の馬龍(Ma Long)は、全競技を通じて中国勢歴代最多となる6個目の五輪金メダルを獲得し、史上最高の卓球選手としての名声を高めた。
中国は第1試合のダブルスで馬/王楚欽(Wang Chuqin)組がアントン・ケルベリ(Anton Kallberg)/クリスティアン・カールソン(Kristian Karlsson)組に3-2で競り勝つと、王と個人戦金メダルの樊振東(Fan Zhendong)がシングルスで連勝し、頂点に立った。
馬は世界選手権でも驚異の優勝14回を誇り、今大会では開会式の旗手も務めた。五輪3連覇が懸かった男子シングルスには出場できなかった。
卓球大国の中国は、これで男女シングルスと混合ダブルスに加えて男子団体も制し、全種目制覇に王手をかけた。10日に行われる最終種目の女子団体決勝では、日本と対戦する。男子団体の3位決定戦はフランスが3-2で日本を破り、銅メダルを獲得した。(c)AFP
