中国、五輪選手中傷した女逮捕 卓球女子シングルス決勝
発信地:北京/中国
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【8月8日 AFP】中国の北京市公安局は6日、パリ五輪の卓球女子シングルス決勝後にSNSで選手やコーチを誹謗(ひぼう)中傷する投稿をしたとして、29歳の女を逮捕したと発表した。
公安局は中国のSNS「微博(ウェイボー」で、女は「悪意を持って情報をねつ造し、公然と他人を中傷した」と説明した。
どの選手やコーチが標的にされたかは明かされなかったが、3日の決勝後に逮捕したという。決勝では陳夢(Chen Meng)が孫穎莎(Sun Yingsha)との中国勢対決を制し、金メダルを獲得した。
試合中は孫が観客から大声援を受けていたのに対し、陳はブーイングを浴びせられ、ネット上でも誹謗中傷を受けていた。
微博は3日、試合後に1万2000件以上の投稿を削除し、300超のアカウントを閉鎖したと発表している。
微博によって削除された投稿を監視するウェブサイト「自由微博(フリー・ウェイボー)」によれば、消された投稿の中には陳を中傷するものが含まれていたという。(c)AFP