願わくば五輪競技中も喫煙可能に ゴルフ女子ハル選手
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【8月7日 AFP】プレー中に喫煙することでSNSで有名になったパリ五輪ゴルフ女子英国代表のチャーリー・ハル(Charley Hull)選手(28)は、7日に始まる第1ラウンドを前に、競技中の喫煙が認められなければ本領を発揮できないのではないかと懸念している。
パリ五輪の女子ゴルフ競技は今週、同市郊外のル・ゴルフ・ナショナル(Le Golf National)で行われる。
ハル選手は7日、「私はコースで喫煙する」「それが習慣だが、今週はしない。認められないと思う」と語った。
さらに「もちろん、(プレーへの影響は)あると思う。喫煙すると多少リラックスできるから。でも仕方ない」と続けた。
一方で、フランスは喫煙率の高い国として知られているので、五輪でもフェアウエーでの喫煙禁止が解かれることを「願う」とも述べた。
世界ランク11位のハル選手は、今年6月の全米女子オープン(US Women's Open Championship)の際、チェーンスモーカーとして有名な男子ゴルフのジョン・デイリー(John Daly)選手にちなんで「女性版ジョン・デイリー」としてネット上でカルト的な人気を博した。
ハル選手はこのとき、電子たばこをやめるためにたばこを吸い始めたと語った。電子たばこは室内でいつでも吸えるが、たばこを吸うためには屋外に出なければならないからだという。
喫煙によって知名度が上がっても、影響はほとんどないという。ハル選手は「ソーシャルメディアなどは見ない。エージェントに任せている。私はゴルフに専念している」と語った。(c)AFP