ジョコ、五輪金は「おそらく過去最高の成功」 28年ロスにも意欲
発信地:パリ/フランス
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【8月5日 AFP】パリ五輪のテニス男子シングルスを制したノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、今大会の金メダルは「おそらく過去最高の成功」だと述べ、41歳で迎える2028年ロサンゼルス五輪での連覇にも意欲を示した。
今回が自身5度目の五輪だったジョコビッチは、4日の決勝でカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)との熱戦に7-6(7-3)、7-6(7-2)で勝利し、初の金メダルを獲得。四大大会(グランドスラム)全制覇と合わせ、史上5人目となる「生涯ゴールデンスラム」の快挙を達成した。
37歳のジョコビッチは試合後、「これがおそらく自分の過去最高の成功であり、最も特別な気持ちだ」とコメント。「2012年の五輪開会式で旗手を務めたときの感覚がアスリートとして得られる最高のものだと、きょうまでは思っていた」とした上で、全仏オープン(French Open 2024)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)で連続優勝して五輪に乗り込んでいた「おそらく現在世界最高の選手」である21歳のアルカラスを下しての金メダルこそ「おそらく過去最高の成功」だと語った。
次回五輪についても「ロサンゼルスでプレーしたい。五輪や(国別対抗戦の)デビスカップ(Davis Cup)でプレーするのは楽しいんだ」と話した。(c)AFP