レデッキーが800m自由形4連覇、女子最多9個目金 パリ五輪競泳
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【8月4日 AFP】パリ五輪は3日、競泳の決勝種目が行われ、ケイティ・レデッキー(Katie Ledecky、米国)が女子800メートル自由形で4連覇を達成し、女子選手としては最多となる9個目の五輪金メダルを獲得した。
レデッキーは8分11秒04でタッチし、8分12秒29のアリアン・ティットマス(Ariarne Titmus、オーストラリア)、8分13秒00のページ・マッデン(Paige Madden、米国)を上回った。
レデッキーにとっては通算14個目の五輪メダルで、9個目の金メダルは旧ソ連の体操選手ラリサ・ラチニナ(Larisa Latynina)に並ぶ女子選手の最多記録となり、歴史をまたしても塗り替えた。
女子200メートル個人メドレーでは、17歳のサマー・マッキントッシュ(Summer McIntosh、カナダ)が優勝。今大会3個目の金メダルを獲得し、女子競泳界の新星としての評価をさらに高めている。
マッキントッシュは終盤の見事な追い上げで、歴代3位となる2分6秒56をマークした。今大会はすでに400メートル個人メドレーと200メートルバタフライで金メダル、400メートル自由形で銀メダルを手にしている。
ケート・ダグラス(Kate Douglass、米国)が銀メダル、カイリー・マッケオン(Kaylee McKeown、オーストラリア)が銅メダルを獲得。アレックス・ウォルシュ(Alex Walsh、米国)は3番手でフィニッシュしたが、失格となった。
男子100メートルバタフライはハンガリーのクリストフ・ミラーク(Kristof Milak)が制し、同国に今大会2個目となる競泳の金メダルをもたらした。ジョシュ・リアンド(Josh Liendo)とイリア・カルン(Ilya Kharun)のカナダ勢がそれぞれ銀メダルと銅メダルを獲得した。
混合4×100メートルメドレーリレーでは、米国が世界新記録となる3分37秒43で優勝を飾った。ライアン・マーフィー(Ryan Murphy)、ニック・フィンク(Nic Fink)、グレッチェン・ウォルシュ(Gretchen Walsh)、トーリ・ハスク(Torri Huske)が泳いだ米国は、東京五輪で英国が樹立した記録を塗り替えた。
2位には中国、3位にはオーストラリアが続いた。(c)AFP
