【7月31日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)は31日、同組織の最高指導者イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏がイランの首都テヘランでイスラエルの攻撃により殺害されたと発表した。

 ハマスは「兄弟であり指導者であり戦士であるイスマイル・ハニヤは、(イランの)新大統領の就任式に出席後、シオニスト(イスラエル)によるテヘランの邸宅への攻撃で死亡した」と発表した。

 イランの革命防衛隊(IRGC)も同日、テヘランにあるハニヤ氏の住居が「攻撃」を受け、警護員1人と共に死亡したと発表した。

 一方、「事件」の詳細は不明とし、現在「調査中」だとしている。

 ハニヤ氏は30日に行われたイランのマスード・ペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)新大統領の就任式に出席するため、テヘランを訪れていた。

 ハニヤ氏死亡の報道についてイスラエル軍にコメントを求めたが、現時点で回答を得られていない。(c)AFP