ウクライナにパリ五輪初メダル フェンシング女子サーブル個人
発信地:パリ/フランス
このニュースをシェア
【7月30日 AFP】パリ五輪は29日、フェンシング女子サーブル個人が行われ、ウクライナのオリガ・ハルラン(Olga Kharlan)が銅メダルに輝き、母国に今大会初のメダルをもたらした。
準決勝でサラ・バルゼル(Sara Balzer、フランス)に敗れ、個人では自身初の五輪金メダルの望みがついえていた33歳のハルランは、崔世彬(Choi Se-bin、韓国)との3位決定戦で、5-11の劣勢から15-14の大逆転勝利を収めた。
2008年北京五輪の女子サーブル団体で金メダル、フェンシング世界選手権(FIE World Fencing Championships)で4度の優勝を誇るハルランにとって、五輪の銅メダルはこれで通算3個目となる。
ハルランは昨年の世界選手権でロシア選手との握手を拒否して失格となったが、元フェンシングの五輪王者である国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長の仲介で、パリ五輪のワイルドカード(主催者推薦)が与えられた。(c)AFP
