【7月29日 AFP】パリ五輪は28日、バスケットボール男子1次リーグが行われ、グループCの米国は110-84でセルビアに快勝。負傷から復帰したケビン・デュラント(Kevin Durant)が卓越したシュート技術を見せ、連覇を目指す戦いを白星でスタートさせた。

 ふくらはぎの負傷で五輪前の準備試合をすべて欠場したデュラントだが、この試合では相手にリードを許した第1クオーター途中から投入されると、シュート9本中8本というほぼ完璧な成功率を記録し、23点をマーク。米プロバスケットボール(NBA)のスターを集めたチームも5大会連続の金メダルへ快調に滑り出した。

 米国では他にレブロン・ジェームズ(LeBron James)が21得点、ジュルー・ホリデー(Jrue Holiday)が15点、デビン・ブッカー(Devin Booker)が12点を挙げた。セルビアではこちらもNBAスターのニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)がチーム最多の20点を記録した。

 米国はこの後、31日に南スーダンと1次リーグ第2戦、8月3日にプエルトリコとの最終戦に臨む。(c)AFP