アウディF1責任者にビノット氏 フェラーリ前代表
発信地:パリ/フランス
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【7月24日 AFP】独自動車大手アウディ(Audi)は23日、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)プロジェクトの新責任者にフェラーリ(Ferrari)の前代表であるマッティア・ビノット(Mattia Binotto)氏が就任すると発表した。
アウディは今年に入りザウバー(Sauber)を完全買収することが決まり、2026年からF1に参戦する見通しとなっている。
アウディのF1チーム責任者には当初、現ザウバーのアンドレアス・ザイドル(Andreas Seidl)最高経営責任者(CEO)が指名されていたが、ビノット氏が8月1日付で引き継ぐことになる。
ビノット氏は2022年シーズン限りでフェラーリの代表を辞任していたが、2年足らずでのF1復帰となる。1990年代中盤に加入したフェラーリでは、CTO(最高技術責任者)を経て2019年から代表に就任していた。
アウディの発表によれば、ザイドル氏からビノット氏への交代はザウバー株の完全取得とそれに伴う組織構造の再編の一環で、ビノット氏は最高執行責任者(COO)とCTOを兼任する。ザイドル氏と、オリバー・ホフマン(Oliver Hoffmann)会長は共にプロジェクトを離れる。
ザウバーは今季ここまで0ポイントでコンストラクターズ選手権の最下位に沈んでいる。チームは来季までザウバーの名で参戦し、26年からはアウディとして生まれ変わる。(c)AFP