元ラグビーイングランド代表ヤングス 心臓手術を明かす
発信地:ロンドン/英国
このニュースをシェア
【7月23日 AFP】ラグビーイングランド代表の男子選手として最多キャップを誇るベン・ヤングス(Ben Youngs)が、所属するプレミアシップのレスター・タイガース(Leicester Tigers)での練習中に倒れ、今年初めに心臓手術を受けたことを明かした。
34歳のヤングスは自身のポッドキャストでこの事実を明かし、現在は回復途上で、プレミアシップの新シーズンに間に合うよう願っていると付け加えている。
「倒れたというほどじゃないけれど、心臓がどきどきしたから立ち止まって横にならざるをえなかった。そして、こう思った『これで最後、こうやっていくんだな』と」
不整脈と上室性頻拍と診断されたヤングスは、2時間ほどの手術を受けたという。
「こういうことは何度か経験していた。人生やキャリアの中のどういった段階でも突然起こる可能性がある。自分でも知らないうちに、この病気にかかっていたんだ」
「快方に向かっているし、回復している。シーズン開幕は大丈夫だろう。心臓は大丈夫だし、突然調子が悪くなるようなおかしなことはないはずだよ」
ヤングスはイングランド代表男子として最多127キャップを獲得。アルゼンチンに勝利したW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)の3位決定戦を最後に代表から引退した。(c)AFP