【7月17日 Xinhua News】中国重慶市の友好都市である広島県広島市と茨城県水戸市の青少年代表団30人が8~12日に重慶市を訪れ、同市の経済や社会の発展状況を見て回り、地元の青少年と対面で友好交流を行った。

 同市と広島市は1986年に友好都市関係を締結。行政関係者や市民が頻繁に相互訪問を行い、経済や科学技術、教育、文化、スポーツ、衛生などの分野で広範かつ実りある交流、協力を展開してきた。水戸市とは2000年に友好都市関係を締結、定期的な相互訪問を開始し、スポーツ、青少年交流、文化、教育などの分野で実務的な協力、交流を展開している。

 青少年代表団は今回の訪問で、重慶の独特な魅力を満喫した。農村部にも足を伸ばし、市北東部の雲陽県巴陽鎮永利村では、びわ茶の焙煎(ばいせん)や無形文化遺産の藍染めなどを体験し、本場の中国民間伝統文化を感じ取った。

 市外事弁公室の責任者は、日本の友好都市の青少年を招くことで、現地の経済や社会の発展の様子を実際に感じてもらうことができるとし、両国の青少年間の対話や交流の増進により、相互理解が深まり、友好の種がまかれることに期待を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News