【7月14日 AFP】ラグビーテストマッチが13日、ニュージーランド・オークランド(Auckland)で行われ、ニュージーランドは24-17でイングランドから逆転勝利を収め、シリーズ2連勝を飾った。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)はマーク・テレア(Mark Tele'a)が前後半にそれぞれ1トライずつを決めると、ダミアン・マッケンジー(Damian McKenzie)がペナルティーゴール(PG)4本を決め、2週連続でイングランドに辛勝。30年続くイーデン・パーク(Eden Park)での無敗を守った。

 若く気持ちの入ったイングランドに対して、ニュージーランドはダニーディン(Dunedin)で前週行われた1戦目と同様に苦しみながらも、逆転で勝利した。

 前半はマーカス・スミス(Marcus Smith)が素晴らしい活躍を見せたイングランドに13-14とリードされて終えたが、ボーデン・バレット(Beauden Barrett)の投入をきっかけに流れを変えた。

 年間最優秀選手に2回選出されているバレットは格の違いと経験を披露。落ち着いたボールハンドリングとラインを打ち破るラン、戦術的なキックでチームにかかる重圧を和らげると、相手のバックラインのギャップを突き、テレアの逆転トライをお膳立てした。(c)AFP