ジョコビッチがウィンブルドン決勝進出 ムゼッティに快勝
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【7月13日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)は12日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、6‐4、7‐6(7‐2)、6‐4で第25シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)を一蹴した。ジョコビッチは最多記録を更新する通算25回目の四大大会(グランドスラム)制覇を懸け、昨年に続いて第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)との決勝に臨む。
わずか5週間前に膝の手術を受けたばかりのジョコビッチのウィンブルドン決勝進出は、通算10回目。昨年敗れたアルカラスから勝利を収めれば、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と並んで最多8度目の大会制覇となり、近現代では最年長の王者となる。
ジョコビッチとムゼッティの直近の対戦は、先月の全仏オープンテニス(French Open 2024)3回戦で、午前3時7分にジョコビッチの勝利が決まった。しかしこの日はそういった問題もなく、グランドスラムで初めての準決勝に臨むムゼッティに対し、49度目のプレーとなったジョコビッチはその経験を生かした。
第1セットでジョコビッチはゲームカウント4‐2のリードを奪いながらも、第9ゲームで2本のセットポイントを逃してサービスキープに失敗。それでも次のゲームでブレークを奪い返してこのセットをものにした。
第2セットでは最初のゲームを落としたものの、第6ゲームで追いついた後のタイブレークではムゼッティを圧倒。第3セットは最初のサービスゲームでいきなりブレークを奪い、そのまま意気消沈のムゼッティから勝利を収めた。(c)AFP