中国の若い女性 医師の父親に電話し遠隔で人命救助
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【7月14日 CGTN Japanese】中国南西部の重慶市にある江北国際空港の搭乗待合室でこのほど、ある女性が突然、口から白い泡を吹いて倒れました。この緊急事態に、出張でその場に居合わせた20代の蘇子音さんはすぐに救助に加わり、てんかんの症状だと判断しました。救助に加わった人たちは120番(中国で救急車を呼ぶときの電話番号)に電話し、空港の医療スタッフを呼んでいましたが、待合室は通路の突き当たりで、最も近い医療室とは待合室を五つも隔てていたため、専門の救急隊員が駆けつけるには時間がかかりそうでした。そこで蘇さんは医者である父親のことを思い出してすぐに電話をかけました。 父親の指導の下、わずか4分で遠隔救助をやり遂げました。
倒れた人の連れは電話の相手を120番の救急隊員だと思い込み、焦りながら「いつ来られそうか」と尋ねましたが、蘇さんは「120番ではなく、父だよ」と答えました。その後、病人は無事に担架で運ばれ、蘇さんは安心して搭乗を待つ人たちの中に戻りました。
蘇さんの父親は中国東部の江蘇省蘇州市のある病院の主任医師で、2018年に蘇州藍天救援隊に加入しており、豊富な救助経験を積んでいます。2001年生まれの蘇さんは、11歳の時から父親と一緒に公益活動に参加してきました。家庭の影響で、蘇さんはよく父親と共に訓練に参加し、心肺蘇生を含む基礎救急知識を学んでいたのです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News