【7月7日 CGTN Japanese】海南商業宇宙発射センターによると、中国初の商業宇宙打ち上げセンターである海南商業宇宙発射センターは予定通り建設を完了し、すでに打ち上げ能力を備えており、発射センターは現在、設備・施設の設置、調整を終え、1回目の打ち上げのための全システムの訓練段階に入っており、今年第3四半期の初任務に向けて準備を進めているところです。

 打ち上げエリアの2ステーション合同練習デモンストレーション段階では、中国初の液体汎用型打ち上げステーションである2号打ち上げステーションが、油圧起立装置の第1段階合同練習の無負荷立ち上げ試験をおこないました。この起立機は将来的に、最大19型のロケットが広大な宇宙に飛び立つのを支援することになります。

 その後、中国の次世代中型長征8号シリーズロケット専用ステーションである1号打ち上げステーションで散水試験がおこなわれました。この試験はロケット点火信号と散水システムの協同作業をシミュレートし、これは中国初の地上誘導円錐が押出式散水システムを採用したことによる温度低下・騒音低減機能でもあります。

 海南商業宇宙発射センターは2022年7月に着工してから、ガス充填・供給、変電所、ロケット建屋、デュアル打ち上げステーションなどのプロジェクトが相次いで建設されるまでに726日かかったということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News