ウッズが全米オープン優勝に自信、体の「強さある」
このニュースをシェア
【6月12日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が11日、13日の全米オープン選手権(2024 US Open Championship)開幕を前に、72ホールを歩くのがやっとだった状態から、今では十分優勝できる体に戻っていると自信を見せた。
メジャー15勝を誇るウッズは、2021年の自動車事故で脚を大けがして以降、後半のラウンドを戦うスタミナに問題を抱えていたが、今回は前週のうちに現地へ入り、フィットネス向上に取り組んでいる。
優勝の可能性について、ウッズは「できるだけの強さはあると感じている。あとはやれるかの問題だ」とコメント。「このコースはあらゆる面、特にメンタル面が試される。このコースでプレーする際は、とりわけ精神的な強さが問われる」と話し、「その部分と、しっかりゲームプランを理解すること、2日後に準備を整えることに取り組んでいる」と明かした。
事故後のウッズのメジャーでの戦いは、復帰戦となった2022年のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)では47位、今年の大会では60位で、他には途中棄権が2回、予選敗退も2回ある。全米オープン出場は予選突破を逃した2020年大会以来で、今回と同じパインハーストリゾート&CC(Pinehurst Resort & Country Club)で開催された2014年大会は、腰の手術からの復帰途上だったため欠場した。
11日の練習では、15歳の息子チャーリー(Charlie Woods)君を伴ってラウンドした。ウッズは「こういう瞬間を一緒に過ごせるのは、どちらにとっても素晴らしいことだ」と喜び、「自分のスイングやゴルフを見る目に関して、息子を信頼している。世界の誰よりも見てきているからだ」と話している。(c)AFP/Jim SLATER