【6月3日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2024)は2日、女子シングルス4回戦が行われ、大会3連覇を狙う第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-0、6-0のわずか40分でアナスタシア・ポタポワ(Anastasia Potapova)に圧勝し、準々決勝進出を決めた。

 2回戦の大坂なおみ(Naomi Osaka)戦では相手のマッチポイントをしのいで勝ち上がってきたシフィオンテクだが、この日は10ポイントしか与えず、キャリア最速で勝利を挙げた。

 試合後には「とても集中してゾーンに入っていた。スコアは見ずに自分のプレーにだけ取り組み続けた」と振り返った。

 次戦は4強入りを懸け、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)女王の第5シード、マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)と対戦する。ボンドロウソバは予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(Olga Danilovic、セルビア)を6-4、6-2で下した。

 全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)女王で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)も6-1、6-2で世界ランキング51位のエリザベッタ・コチャレット(Elisabetta Cocciaretto、イタリア)に快勝した。

 全仏では2022年に準優勝しているガウフは、準々決勝で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)と顔を合わせる。ジャバーはクララ・タウソン(Clara Tauson、デンマーク)を6-4、6-4で退けた。(c)AFP