【5月31日 CGTN Japanese】中国が独自に設計建造したアジア初の円筒型海上石油ガス処理施設である「海葵(「イソギンチャク」の意)1号」が29日、中国沿岸の南海大陸棚の珠江口海盆にある流花油田海域に到着しました。

「海葵1号」は原油の生産、貯蔵、積み出しなどの機能を一体化した最先端の海洋設備で、約60万個の部品で構成されています。総重量は乗用車3万台に相当する約3万7000トンで、高さは30階建てのビルに相当し、メインデッキの面積は標準的なバスケットボールコート13面分に相当します。石油の最大貯蔵量は6万トンで、1日当たり原油約5600トンを処理できます。「海葵1号」は100年に1度の劣悪な海洋状況に耐えるよう設計されており、設計寿命は30年で、ドックに戻らずに海上で15年間連続運用できるとのことです。

 中国海洋石油集団深セン支社の流花油田二次開発プロジェクトチーム海上設置責任者である李龍祥氏は、「『海葵1号』は作業海域到着後、12本の長さ2570メートルの係留ケーブルにより、事前に深海に打設されたアンカーボルトにつながれ、水深324メートルの海に浮かんで稼動する」と説明しました。同油田は中国で初めて300メートルを超える深海パイプライン支持構造と浮体式海洋石油ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)を組み合わせた新たな開発モデルを確立し、中国の深海石油ガス田の効率的な開発に新たな選択肢を追加しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News