GS最長69大会連続出場のコルネ、全仏OP初戦敗退でキャリアに幕
発信地:パリ/フランス
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【5月29日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2024)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、アリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)は鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に2‐6、1‐6で敗戦。四大大会(グランドスラム)本戦連続出場の最長記録を69回に更新して、現役生活に終止符を打った。
15歳だった2005年に全仏デビューを飾ったコルネは、2006年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2006)以降のグランドスラム全大会に出場していた。
現在35歳のコルネのメジャー大会連続出場記録は、杉山愛(Ai Sugiyama)が樹立した62大会連続出場の記録を更新している。
約20年に及ぶ現役生活に終止符を打ったコルネは、「感情的には簡単ではなかった」とし、「引退をとても楽しみにしていた日もあれば、とても怖くて不安な日もあった。でも全体的に今は落ち着いていて、決断に満足している」と述べた。
コルネは2009年にキャリア最高の世界ランク11位に到達し、2022年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)ではシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を下すなどして8強入りを果たした。
20回目の出場となった全仏では、子供のころにはボールパーソンも経験。担当した試合にも出場していた現在の大会ディレクター、アメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo)氏から、試合後のセレモニーで表彰を受けた。(c)AFP