【5月28日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)で2度王座に輝き、レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)にも選出されたビル・ウォルトン(Bill Walton)氏(71)が27日、がんとの長い闘病の末に亡くなった。

 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で活躍後、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)に加入したウォルトン氏は、1976‐77シーズンにNBA制覇を果たすと、翌シーズンにはレギュラーシーズンMVPを受賞。その後、当時のサンディエゴ・クリッパーズ(San Diego Clippers)およびロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)に加入すると、さらに自身2度目のNBA王座を獲得したボストン・セルティックス(Boston Celtics)でプレーした。

 現役引退後は、カレッジバスケやNBA放送のコメンテーターとして人気を博した。(c)AFP