【5月27日 AFP】24インディカー・シリーズ第5戦、インディアナポリス500(Indianapolis 500)は26日、決勝が行われ、チーム・ペンスキー(Team Penske)のジョセフ・ニューガーデン(Josef Newgarden)が優勝を飾り、大会22年ぶりとなる連覇を達成した。

 レースは会場周辺の大雨と雷の影響により4時間遅れでスタートしたが、嵐による遅延を耐えた観客は劇的なフィナーレで報われた。

 2年前のインディアナポリス500で自己最高の2位に入っていたアロー・マクラーレン(Arrow McLaren)のパト・オワード(Pato O'Ward)が最終周の第1コーナーで先頭に立ったが、ニューガーデンは第3コーナーでオワード抜き返し、最多記録を更新する20回目の優勝をチーム・ペンスキーにもたらした。

 連覇は2001年と02年のレースを制したエリオ・カストロネベス(Helio Castroneves)以来となっている。

 オワードは0秒341差で2位に入り、チップ・ガナッシ・レーシング(Chip Ganassi Racing)のスコット・ディクソン(Scott Dixon)が3位に続いた。

 2度の大会制覇を誇るレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(Rahal Letterman Lanigan Racing)の佐藤琢磨(Takuma Sato)は14位だった。(c)AFP