【5月27日 AFP】米大リーグ(MLB)のアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)は26日、昨季ナ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いたロナルド・アクーニャJr.(Ronald Acuna Jr.)外野手が、左膝前十字靱帯(じんたい)断裂のため、今季の残り試合を欠場することになったと発表した。

 アクーニャは同日のピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)戦で負傷。初回に二塁打で出塁し、その後三盗を試みた際に左膝を痛め、塁間の芝に倒れた。そのまま数分間起き上がれなかったが、最後は足を引きずりながら自力でフィールドを後にした。

 アクーニャは「捕手の投手への返球が非常に遅かったのが見えて、三盗のタイミングをうかがっていたが、あの場面では彼(捕手)の球が速くて戻らなくてはならず、その時に(痛みを)感じた」と話した。

 球団は後日手術を受ける必要があると説明している。

 アクーニャは2021年に右膝の前十字靱帯も断裂しており、同年の後半戦と翌2022年シーズンの途中まで欠場している。昨季はMLB史上初の40本塁打、70盗塁を達成し、ナ・リーグのMVPに選ばれた。(c)AFP