【5月25日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2024)は24日、第19ステージ(モルテリアーノからサッパーダ、157キロメートル)が行われ、デカトロン・アージェードゥーゼル・ラモンディアル(Decathlon-AG2R La Mondiale)のアンドレア・ヴェンドラーメ(Andrea Vendrame、イタリア)が独走で区間優勝を果たした。

 2021年大会にもステージ優勝しているヴェンドラーメは、長い逃げ集団から残り約30キロの下りで抜け出し、モビスター・チーム(Movistar Team)のペラヨ・サンチェス(Pelayo Sanchez、スペイン)を54秒差の2位、EFエデュケーション・イージーポスト(EF Education-Easypost)のゲオルグ・シュタインハウザー(Georg Steinhauser、ドイツ)を1分7秒差の3位に抑えた。

 UTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)は15分56秒遅れのメイン集団でフィニッシュし、総合首位を維持した。大会は残り2日で、25日の第20ステージが最後の山岳区間となり、ライバルたちにとってはポガチャルにアタックするラストチャンスとなる。(c)AFP