【5月23日 CGTN Japanese】中国東部に位置する江蘇省連雲港のある魚釣り場が20日にインターネットに投稿した動画が注目を集めました。画面に現れた1人の男性が急に立ち上がり、池の水に突っ込んだのです。そばにいた1人がすぐに立ち上がり、この男性を引っ張り上げたところ、釣られた魚が一緒に上がってきたのです。

 この男性は釣った魚が重すぎて逆に水に引きずり込まれたのです。同動画を見たある記者がこの魚釣り場に電話取材したところ、経営者の李さんは「誰かがわれわれの管理している貯水池で釣りをしていた。多分その人は痩せていたせいで、魚に引き込まれたのだろう。魚の重さを測ったら10キロくらいあった」と伝えました。

 李さんによると、重さ10キロぐらいの魚は前にも釣られたことがあり、35キロくらいのものを釣り上げた人もいたということです。「結果的に、この人は無事だった。現場にいた人に助けられ、その魚も釣り上げられた。私たちもオフィスのモニターを通じてリアルタイムで見ているので、助けが必要なときは、スタッフは駆けつけていくことができる」と説明を付け加えました。

 アップされた動画には映っていない、その後の出来事について、李さんは「その人は岸に上がった後、全身びしょびしょになったので、街へ行って新しい服を買って着替えた。その後、また釣りを続けていたよ」と話しました。また、当事者本人も動画のコメント欄に、「重心が前に傾いたので、水に落ちてしまった。自分も釣竿の扱いにミスがあった」と書き込みました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News